たばこを吸うなら喫煙具の種類や歴史も詳しくなりたい、モーリーです☆
第一回は日本のたばこの歴史について一緒に詳しくなりましょう!
たばこが日本に入ってきたのは、1543年。
鉄砲の伝来とともに、ポルトガル人によって伝えられたと言われています。たばこ栽培が日本各地で広がっていきましたが、米や麦などの耕作の妨げになるとして禁じられました。それでも庶民を中心にたばこは流行していきました。江戸時代には『キセル』を使ってたばこを吸うことが流行。火災の恐れや風紀に乱れから喫煙禁止の令も出されています。
日本初の禁煙令を出したのは「徳川秀忠」
1607年、禁煙令発布の背景は「健康のため」ではなく、当時街中に出没する荊組や皮袴組という反社会的勢力かぶき者の集団が腰にキセルをぶら下げていたことから、「風紀を引き締める」という意味合いが強かったようです
たばこの銘柄
現在、たばこの銘柄にはマイルドセブンなど様々な種類があります。江戸時代の刻みたばこにも各地の様々な土俵や気候のなかで多くの品種があり、人気ブランドもありました。
国分(鹿児島県大隅)、服部(大阪府摂津)、大鹿(山梨県甲州)など、銘葉として知られる葉たばこが誕生した。
特に国分たばこは最高級品として人気を集め、産地を偽装したニセモノも出回った。
日本独自に進化した「たばこ」
江戸時代の日本では、キセルによる喫煙が主流になり、日本ならではの技術から生み出した、葉たばこを細かく刻んだ「細刻みたばこ」が登場。
最初は粗く刻まれた葉たばこが用いられていましたが、だんだんと細く刻まれるようになり、毛髪のように細く刻まれたことで、名称と共に普及していきました。世界でも珍しい独自の喫煙方法が確立されました。