2022年06月30日 08:53

たばこの出てくる映画② 珠玉の短編集「Coffee and Cigarettes(コーヒー&シガレッツ)」

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2003年に公開されたアメリカの映画「Coffee and Cigarettes(コーヒー&シガレッツ)」
監督は俳優・脚本家等も務めるジム・ジャームッシュが全編モノクロで綴った短編集。
元はというと1986年、アメリカの人気テレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』で使う
ロベルト・ベニーニとスティーヴン・ライトを起用して撮影した
「コーヒー&シガレッツ/変な出会い」が始まりです。
89年には2作目、93年に3作目と
18年に渡り撮り貯められた全11編がまとめられた作品。

目次

  1. Coffee and Cigarettesってどんな映画?
  2. 個人的に好きなエピソード
  3. 最後に

1.Coffee and Cigarettesってどんな映画?

タイトルの通り、コーヒーとたばこをテーマにした短編集。
カフェで隣の席の会話が妙に引っかかって聞いてしまう事、ありませんか?
それを映画でやっている感じです、ただし場所はアメリカのカフェですが。

特にオチがあるわけでもなく、強く感情を揺さぶるような事もありません。出てくる2~3人が、会話をし、たばこをふかし、コーヒーを飲むだけ。
しかし不思議と引き込まれてしまい、眺め、聞き入ってしまう。
どうでもいい会話の中に生じる微妙なすれ違いや誤解、人間関係から出来てしまった“間”を、コーヒーとたばこで埋める様子を横から眺める、そんな映画。

出てくるキャストは超豪華、俳優からミュージシャン、コメディアンにラッパーなど。好きな人が出ているなら見る価値ありですよ。
以下一覧。
ロベルト・ベニーニ、スティーヴン・ライト
ジョイ・リー、サンキ・リー、スティーヴ・ブシェミ
イギー・ポップ、 トム・ウェイツ
ジョー・リガーノ、ヴィニー・ヴェラ、ヴィニー・ヴェラ・Jr
ルネ・フレンチ、E・J・ロドリゲス
アレックス・デスカス、イザック・ド・バンコレ
ケイト・ブランシェット
メグ・ホワイト、ジャック・ホワイト
アルフレッド・モリーナ、スティーヴ・クーガン
GZA、RZA、ビル・マーレイ
ビル・ライス、テイラー・ミード

2.個人的に好きなエピソード

3つ目にある「カリフォルニアのどこかで」(SOMEWHERE IN CALIFORNIA)
偉大なミュージシャンである二人、イギー・ポップとトム・ウェイツの出てくるエピソード。

「いまだに(たばこを)吸っている奴らが哀れでしょうがないよ」
「(たばこは)おしゃぶりさ」
などといいつつ次の瞬間に「やめたからこそ堂々と吸える」ってたばこを吸うんだから。
これだからミュージシャンって奴は…ほんとにもう。

これ以上はちょっと黙っておきます。
この二人のどちらかが好きならクスッと笑える小ネタもあるエピソードです。

3.最後に

出てくる俳優の名前がそのまま登場人物の名前になっており
“本人の素顔”なのか“自身を演じている”のかも見ていてよくわからないし、どこまでが脚本でどこからがアドリブなのか?等々、いろいろ考えてしまいます。
「なにそれ?面白いの?」と気になった方はぜひコーヒーとたばこを片手に見てください。
好きか嫌いかではっきり分かれると思いますが…。

嫌いだったらBGM代わりに流しながらコーヒーとたばこで一服していてください。
気分はアメリカのカフェですよ~。

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筆者 :
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