2022年06月29日 17:14

ZIPPO(ジッポー)の各部名称と簡単な仕組み解説、初心者でもわかる日頃のお手入れ

今回はZIPPO(ジッポー)の基本的なお話。
各部パーツの名称と簡単に仕組み等を解説していこうかなと。
完全にバラすまではやりません、パーツ点数増え過ぎるのと特殊工具が必要になるので・・・。

ZIPPO初心者の方向け、かんたんな図解と仕組み、メンテ方法をゆるゆると書いていきます。
でははじめましょう。

1 ZIPPOの各部名称
2 日頃のメンテナンス
3 はじめてのZIPPO、トラブル事例3選
4 最後に

1. ZIPPOの各部名称と簡単に仕組みを解説


はい、まずは各部の名称です。
画像に振った番号で説明していきますね!

① ケース ― ZIPPOの外側。インサイドユニットを中に入れて使います。上部分はリッド、下部分はボトムと呼ばれます
② リッド ― ZIPPOのフタ部分。キャップ、トップとも言います。呼び方が複数あってややこしいですが「フタ」で通じるのでよしとしましょう。
③ ヒンジ ― リッドとボトムをつなぐ蝶番。繋ぎ留めているピンはヒンジピンと言います。モデルによって繋ぎ目が3バレル~5バレルになります。
④ インサイドユニット ― 「タンク」「中身」と呼ばれたりする。正確にはインサイドユニット。
大まかに言うと3種類、レギュラー用・スリム用・レプリカ用の3つです。細かく分けるとまだあるのですがここでは省略します。
レプリカ用は1935レプリカ・1941レプリカに使われており
レギュラーのケースにレプリカ用のユニットは使えません、スリム用は専用品です。
⑤ カム ― 板バネ(カムスプリング)とカムでリッド(キャップ)をキッチリ閉じられます。
長く使っていると板バネが折れる事も、とはいえ未だ折れた経験はありませんが・・・。
⑥ ウィック ― 芯、これでオイルを吸い上げます。汚れてくると着火率が低下する事も。
着火しにくくなったらペンチで1cm程引っ張り出して元の長さにカットすることできれいな状態に戻せます。5回ほどカットしたら次回はウィックを交換してください。
⑦ フリントホイール ― いわゆるヤスリ、回してフリント(石)を削り火花を飛ばし着火します。
使われていた年代物のZIPPOだと擦り減って着火率が下がっている事も。
⑧ レーヨンボール ― オイルを染み込ませ保持するための綿。
しかし純正の消耗品には「COTTON」って書いてあるんですよね…不思議。
⑨ フェルトパッド ― オイル止めの硬めなパッド。揮発量を減らす役割があります。
⑩ フリント ― 発火石、これがなくなると火花が飛ばない、ホイールが回らなくなるなどの
症状が現れます、予備はレーヨンとフェルトの間に入れておくのがおすすめ。
未使用のフリントはオイルがかかっても問題ありません。
⑪ フリントスプリング ― フリントをホイールに押し付けるバネ。外すときは飛ばない様注意。
閉める際は工具を使わずに手で締まる所まででOK。
⑫ チューブ ― この中にフリントを入れます。
フリントを入れたまま長期間放置すると詰まる可能性があるので
長期保管の場合はフリントを抜いてから保管することをおすすめします。古いZIPPOを知人にもらったが使えない、という場合
フリントホイールが全く回らないorフリントを入れても空回りだと
大体詰まっています、ユニット交換コース・・・。

次の項目は日頃のメンテナンスの方法です、とはいえ掃除程度で難しいことはありません。
オイル注入、フリント交換・ウィック交換の記事は
別で上げているのでそちらものリンクも貼っておきますね。

2.日頃のメンテナンス


あなたは1日にどのくらいたばこを吸いますか?1箱くらい吸われるでしょうか?
仮に1日1箱としましょう、私はだいたいそのくらいです。
で、私が行うメンテナンスと言えば1~2週に1回、オイルを染み込ませた綿棒で掃除するだけ。
画像のユニットの赤い部分、要するにホイール周り・風防の内側・カム部分に残ったフリントの削りカスと汚れを掃除しているくらい。
ケース内が煤等で汚れていたらそれも一緒に拭き取ります。
他に気を付けているのは「消耗品は純正を使う事」でしょうか。
安い燃料は煤が溜まりやすい、燃焼温度が高いなど細かい部品に負荷をかけ故障の原因を作ってしまう事がありますので注意してくださいね。

オイルの入れ方とフリントの交換のやり方ですが、別記事があるので下にリンクを貼っておきます、よかったら見てくださいね!

オイルの入れ方   ・   フリント(石)の交換  ・  ウィック(芯)の交換

3.はじめてのZIPPO、トラブル事例3選

今までに出会った(相談された)症状TOP3です。
いずれも購入直後~1か月以内くらいに起こっている事例、参考になれば幸いです。

1つ目、よくあるのは新品で買ってきたばかりなのに火が付かない、という事例。
オイルライターの場合フリント(石)は入っていますが、オイル(燃料)は入っていません。
まずはZIPPOの純正オイルを入れてください、おそらく着火できると思います。

2つ目に多いのは1カ月ほどで火花が出なくなったorフリントホイールが回らないという事例。
火花がまったく出ない場合はフリントが完全になくなっていると思われます。
前項でのフリント交換のページのリンクを見て頂き、フリント交換をしてみてください。
フリントホイールが回らない場合の対処法もそちらに画像付きで記載していますので参考に。

3つめ、オイルをいれたら(フリントを交換したら)キャップが閉まらない。


カムが赤線の位置にないか確認してください。
赤線の位置にカムがある場合、キャップは絶対に閉まりません。
無理やり閉めようとしてしまうと中の金具が変形してしまい、修理に出すことになります。
カムを横に出した状態でケースに入れ、キャップを閉じてみてください。

4.最後に

各部の名称、メンテナンス方法を簡単に説明してみました。
ZIPPOは頑丈で壊れにくいライターですが、使い続けるだけでは性能が落ちる事もあります。
そんな時、少しでもこの記事がお役に立てれば幸いです。

メンテナンス、ちゃんとしてあげましょうね~。
それではまた次回に。

ブリケ運営事務局
筆者 :
ブリケ運営事務局