2023年01月27日 15:11

【備えてる?】防災袋に入れておきたいライターを紹介する回、ライター長期保管の注意点など。


防災袋・避難バッグ、様々な呼び方がありますが飲料水や食べ物、多機能ライトやラジオなどは備えている人が多いと思います。
ですが非常時、必要になってくる「火」を確保してますか?
今回は「火」を確保するために、あったら便利なライターと一緒に準備しておくもの、保管時の注意点などを書いていきますね。

目次
1 非常時に火が必要になる理由
2 使い捨て・注入式の違いと燃料の違い
3 フリント式オイルライターを保管するときの注意点
4 冬季に使うライター、どのタイプがいいのか
5 最後に

1.非常時に火が必要になる理由

暖を取ったりお湯を沸かしたり調理したり、他では灯りとしてローソクへ着火のためなどなど…そんな時はライターを利用するのが一般的ではないでしょうか。暖を取れるか、調理して食事が取れるかは健康状態に影響するのでライターなどの火起こしに必要な物は必ず入れておきましょう。

そういえば災害時の避難所などではローソクが禁止されている場合も多いのでLEDライトやランタンなどの灯りも合わせて準備しておくといいかもしれませんよ。

2.使い捨て・注入式の違いと燃料の違い


使い捨てライターは文字通り“中の燃料がなくなったら捨てる”ライターでガスの注入はできません。また、ガスライターの場合は電子式ライター(ボタンを押し込む、またはスライドするだけ)とフリント式ライター(円形のヤスリを回して着火する)の二種類に分かれますが信頼性の点で行くとフリント式のライターがおすすめです。
理由として、火花の量はフリント式の方が圧倒的に多いので着火率が上がるから。また、使用場所の標高が高い、気温が低い場合、電子式は着火率が下がる事例があります。(とはいえ標高1500m以上の話ですが…)

オイルライターは基本フリントの注入式なので、消耗品はありますが繰り返し使えます。耐風性の高い物を選んでおけば様々なシチュエーションに対応しやすいのでおすすめ。また、燃料の違いですがガスライターの場合、メーカーによって多少成分は異なりますが主にブタンガス・イソブタン・プロパンガス(放出すると気体になる)オイルライターの燃料はナフサを主原料としたライター用オイルが多いです。(こちらは液体を入れて芯の周りで気化したオイルに着火)

ZIPPO社のオイルに関しては合成イソパラフィン系でオイル独特の匂いが少ない物になります、独特の匂いが苦手ならZIPPOオイルを買っておきましょう。

燃料によるメリットとデメリット


ガスライター
・自然にガスが減る事はない(減っていた場合はガス漏れ、故障です)
・火を着けるときに匂いが少ない
・簡単に入手可能・安い
・長時間着火していると火とスイッチが近いので火傷をすることがある
・風に弱い(ターボライター・バーナー式は除く)

オイルライター
・風に強く火が大きい(代表はZIPPO)
・一度着火するとフタを閉じるまで燃え続けるので何かに着火するのが楽
(指を離すと消火する物もあります)
・繰り返し使えるのでゴミが出ない
・金属製で頑丈、つくりもシンプルで壊れにくい
・燃料の残量がわからない
・燃料が自然に揮発してなくなってしまう

こんな感じでしょうか。

非常時を考えて準備するなら使い捨てライターとオイルライターの両方を準備しておくといいと思います。私はフリント式使い捨てライターとZIPPOライター、ZIPPOの燃料とフリント(発火石)を密閉できる袋にほうりこんで防災袋に入れています。

3.フリント式オイルライターを保管するときの注意点

今回はZIPPOを例にして話を進めていきます。防災袋に入れるという事は長期保管になるので以下の事をやっておくと安心です。

・オイルは乾いた(入ってない)状態にしておく
・発火石は抜いて、底のフェルトをめくった所に入れておく
・防災袋にはZIPPOオイルのLサイズと別売りの新品フリント(発火石)を一緒に保管

フリントを抜いておくことはとても重要です。
フリント式ライターの修理で意外と多いのが石の詰まりとなっており何年も放置されていると固められたフリントが1度崩れてしまい
スプリングに押されて中で再度固まります。こうなるとユニットの交換やドリルでフリントチューブ(発火石が入る管)を開通させるしか方法がなくなってしまうので注意。

ZIPPO以外のライターにも言えるのでフリント式ライターは石を抜いて保管しましょう。防災袋の中のオイルライターに出番が来たら(来てほしくないですが)フリントをセットし、燃料のオイルを入れたらすぐに使えます。

使い捨てライターの場合は石を抜くことができないので定期的に使えるかどうかのチェックをお忘れなく。また、夏場高温になる場所での保管は故障や事故が懸念されるので
注意してくださいね。

4.防災袋に入れておくおすすめのオイルライター

まずはこれ、スタンダードなZIPPOライターです。
ZIPPOは装飾がメッキなどの違いで値段は変わりますが、性能は基本的に変わりません(スリムタイプは若干落ちます)価格も手ごろなスタンダードは災害時にももちろん、キャンプやアウトドアでも役立ちます。
また、機能的な部分(装飾や表面加工を除く)については永久保証が付いてくるので長く安心して使えます。

次はGEARTOP、オイルライター

日本製のオイルライターでZIPPOに比べると高さが少し高くなっています。オイルタンク容量が大きくなり密閉性も高く、使用時間が長いのが特徴でたばこのみの使用であればZIPPOの倍近いオイル持ちになります。
ブラスのケースには表面加工をしていないので使い込むにつれオンリーワンのライターに育ちますよ。

三つ目はイムコスーパー

1937年発売で今も変わらず同じ形で作られているライターです。
可動式の風防で空気の流入量を変えたり、着火後、タンクを引き抜くとローソクの代用にもなるという変わった機能が備わっている事とワンアクションで着火できるのが特徴。

オイルの補給回数は上記2点と比べれば増えますが軽く小さいので人気のあるライターです。

今回紹介した3つは非常時に役立つのはもちろん。アウトドアグッズとしても人気の高い物になります。使い捨てライターに比べ、煤の掃除や燃料の補給などメンテナンスは少し必要ですが持っていても損はない性能がありますよ。

5.最後に

いざという時にないと困るライターは利便性だけでなく長期に渡り信頼して使えるものが手元に一つあってもいいと思います。
普段使わないから…という方もZIPPOやGEARTOPの使い方を知っておけば何かの際に役に立つかもしれないので損はないですよ!

もし「ライターは準備してないなぁ」という方がいれば
この機会に一度ご検討下さいませ。

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筆者 :
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