愛煙家・たばこ趣味の方々は一度くらい吸っているであろう(?)ガラム スーリヤ。
時折「インドネシアのヤバいたばこ」等という文章を見たり聞いたりしますが
ヤバくないですよ!普通の(中にクローブが入っている)たばこです!
というわけで今回は吸ったことのない人のために
ガラム スーリヤ缶について書いていきます。

目次
1.ガラム スーリヤってどんなたばこ?

「クローブ」というものをご存じでしょうか?
「丁子」とも呼ばれるスパイスの一種で肉料理やカレーなどにも使われています。
甘い強烈な香りの中に癖のある刺激を持った感じ。
グダン・ガラム社の本国サイトを見てみるとたばこ葉とクローブをブレンドしたものに、その他スパイスや果実のソースを加えると書いています。きっとソースじゃなくて精油とか香料のことかな。
そしてブレンドしたものを巻き上げたたばこをクレテックと言います。
そう、正確には「たばこ」ではなく「クレテックたばこ」。
インドネシアで好まれるもので、たばこ葉にクローブなどの香料を混ぜたもの。
そのクレテックの中の一種が今回のガラムスーリヤです。
2.ガラム スーリヤ(缶)のスペック
ではスペックを。
生産国:インドネシア
タール:42mg
ニコチン:2.1mg
本数:36本
これだけ見たら異常なまでにタール値が高いんですが
クローブとその他スパイスのおかげなのか、数値程のキツさはありません。
3.吸ってみてのレビュー
まず開封。
取り出してみると、たばこにシミのようなものが点々とあります。
が、これはクローブの精油が染み出したもので品質に問題はありません。
そして立ち上るクローブの香りと若干の香辛料っぽい香り。
甘味とフルーツっぽさの中に少しの漢方薬というか…。
これといった言葉が出ませんが異国情緒を感じる匂い、個人的には好きな香り。
着火して吸ってみるとタール値ほどキツくない、というかむしろ吸いやすい。
口当たりが柔らかい、といった方が近いのかも。
そして口の中に残る強い甘味、煙自体の匂いはお香のように広範囲に香ります。
ちなみに、フィルターに甘味料が含まれるため、口の周りも甘くなりますよ。
時折クローブが燃え、パチパチとはじける音がするのも特徴ですね。
エスニック雑貨のお店に置いているお香が好きな方なら
そんなに気にならず吸えるのではないかなと思います。
熱狂的なファンもいるガラム スーリヤ。
ニコチン依存ではない、また別の妙な中毒性を持っている気がします、ぜひお試しあれ。
商品ページはこちら→ガラム スーリヤ