2023年05月18日 15:41

【シガー(葉巻)初心者、入門向け】普通のたばこにはない濃厚な香りと旨味、喫味。葉巻の吸い方を覚えてみよう!


たばこにも色々種類がありますが紙巻・手巻きたばこ、パイプ・煙管などなど。紙巻き・手巻きたばこは大した道具は必要ありませんがパイプや煙管は本体や掃除道具などのメンテナンスが必要だったりと、なかなか難しく感じてしまうもの。

プレミアムシガー(葉巻)の場合はカッターを買う必要がありますが、道具自体の手入れと言うのはほぼありません、それでいて濃厚な煙と香りが楽しめる、となれば考えているよりも案外気楽に吸えるのではないかなと。

今回は簡単なフラットカットでのシガーの吸い方を画像と動画で説明していきますシガーにチャレンジしたい人の助けになれば…それでは書いていきますねー。

以下に目次を。

目次

  1. まずは道具と吸うための準備をしよう
    ・とりあえずこれだけあれば吸えるよ!というもの
    ・シガーの吸い口を作るためにカットしよう
  2. シガーに着火して吸ってみよう
    ・シガーのフットをライターやマッチで炙って焦がしてから本着火
    ・吸う時も吐く時もゆっくりと
  3. シーンに合わせて選んでみよう
  4. 最後に

1.まずは道具と吸うための準備をしよう

まずはこれだけあれば吸えるよというもの

必要な物はシガーとシガーカッター、あとはマッチかライター。初めての方ならバーナー式ライターが便利です。使い捨てのバーナータイプでも構いません。灰皿もシガー専用の物があったほうが好ましいですが、今回は初めての方向けなのでなくても構わないと思います。値段もピンキリ、安価な物もあるので一緒に揃えるのもいいかもしれません。

シガーの吸い口を作るためにカットしよう

シガーカッターにはいくつか種類があります。まっすぐに切るフラットカット、穴をあけるパンチカット、吸い口をV字型に切り取るVカット。それぞれにメリットデメリット、喫味の変化がありますが、今回は入手しやすく安価な物が多いフラットカットを例に進めていきますね。

フラットカット用のカッターにはハサミ型のシガーシザーと水平に押し込むギロチンカッターがあります。ギロチンカッターのほうが持ち運びも便利で力も入れやすいと思うので、はじめてならギロチンカッターがおすすめ、シザーはちょっとお値段も高めの物が多いので…。

また、ギロチンカッターは物によって入るシガーの最大径が決まっているので、サイズを確認して買いましょう。22mmと書いてあれば大体のシガーに対応できると思います。



準備が出来たら葉巻のヘッド(丸くなっている方)をカットしていきましょう。カーブをやや残した状態でカットします、下の画像の黒い線を引いたあたりですかね。参考にして頂ければ。
(pic4)
カッターの刃を軽く当て、一気に力を込めてカットします。ゆっくりとカットしてしまうと、吸い口がボロボロになり、中の葉が口の中に入ったりするので楽しめ無くなってしまいますのでご注意を。カットが出来たら次は着火していきましょう。

葉巻をカットする写真

2. シガーに着火して吸ってみよう

シガーのフットをライターやマッチで炙って焦がしてから本着火


まずはフット(シガーの底面)の全体をまんべんなく炙って焦がします、これは水分を飛ばして炭化させることにより、まんべんなく着火するために必要です。

ライター(バーナー、通常炎)のもので行う場合は炎が当たらない程度で焦がします。特に当ててしまっても問題はありませんがじっくりと、葉巻をくるくる回しながらフットの全体を焦がしていきましょう。

マッチの場合は軸の長いシガー用のマッチがあります。通常のマッチでは燃焼時間が短く不向きなのでやめておいた方が良いと思います。また、オイルライターはオイル独特の香りがシガーの香りを邪魔してしまうので避けたほうがいいと言われています。

フット面全体がきれいに焦げたら本着火、シガーの周囲が白く灰になり、断面全体が赤く燃えていたら着火完了です。ここからはゆっくりとシガーを楽しみます。

吸う時も吐く時もゆっくりと


着火出来たら口の中に呼吸すようにゆっくりと煙を吸い込み、香りと味を楽しみましょう。基本的に口腔喫煙で楽しむ形になります。肺喫煙してしまうとかなり重くむせると思いますのでご注意を。

紙巻きたばこのイメージではなく、ストローでジュースを飲むように、しかし勢いは弱くしてゆっくりと煙を口の中に溜めていきます。煙を吐く時も勢いよく吐くのではなく、ゆっくりと口から舌で煙を押し出すように、鼻から抜ける香りも紙巻きたばことは違い、複雑で芳醇な香りがすると思います。

吸う間隔も紙巻のようにスパスパと吸ってしまわないようにしましょう、1分に1回くらい、ゆったりと吸いましょう。吸う間隔は早いと温度が上昇してしまい、辛味を感じやすくなるので美味しい煙を楽しむことができません。この部分は多少慣れが必要な部分でありますが、ゆっくり吸い込み感覚を開けるように意識していれば問題ないと思います。上手く吸えていれば燃焼部分は平らなまま、ペースが速いとやや尖ったようになります、このあたりもチェックしておくといいかもしれません。

吸っていくと先が白い灰になっていきますが、プレミアムシガーの場合はそうそう落ちることはありません。ある程度の長さになると自重で折れますが、大体2~3cmでしょうか、斜めになってきてそろそろ落ちるかなと思ったら灰皿に軽く押し当て折るように落とします。

また、片燃えになっていないか時々確認しましょう、片燃えしていたら燃えていない側に着火してやれば問題ありません。吸う間隔が長すぎると自然に消火してしまう事もあるのでその時も一度灰を折ってから再着火、落ち着いてゆっくりと味わいましょう。

途中で吸うのをやめて後で吸いたい、という方もいらっしゃるとは思いますが、基本的には吸いきるように時間を取って楽しんでください。可能ではありますが味は落ちますしおすすめはできません、事情によってそうならざるを得ないタイミングもあるとは思いますができれば吸いきりたいですね。

また吸い終えるタイミング、これに関しては色々と議論があるのですが…。シガーバンドだったりリングと呼ばれるブランドを示すラベルのあたりまで燃えるとやめ時、とも言われます。リング付近まで吸うときれいにはがすことができるのでそこからまだ吸う方もいらっしゃいますし、半分ほどで満足してしまいやめる方もいます。なかには、パイプに葉巻の残ったところを入れて最後まで吸いきる方もいます。(海外で実際に老紳士がやられておりました。)自身は嗜好品なのである程度自由に楽しんでいいと思う派です。

最後に消し方、これは灰皿に横にして置いておくだけで自然に鎮火するので、もみ消したりするのはやめましょう。もみ消すと不快なにおいが出てしまったり、「気分が悪い」「怒っている」という表現にもなりますので…よく映画とかでシガーをグシャグシャにもみ消して怒るシーンがあったりします、アレです、自宅ならともかくシガーを嗜むことの出来るお店などではぜったいにやめましょう。

3. シーンに合わせて選んでみよう

一般で言うシガー(葉巻)にも色々種類があって、手で巻いてあり湿度管理が必要だが豊かな味わいを愉しめるプレミアムシガー、機械で巻いている吸い口のカットされたドライシガー、フィルター付きで紙巻タバコみたいに吸えるリトルシガー等があります。時間が取れるときはプレミアムシガー、時間が無いけど葉巻の風味を味わいたいときはドライシガーと吸い分ける方も多くいらっしゃいます。

本音を言ってしまえば最初はある程度いいものをお店で吸って頂いた方が「葉巻はこんなものか…」とならずに済むとは思いますが、なかなか敷居が高いのも事実なので、今回は比較的安価な物をメインにいくつか紹介しておきたいと思います、興味が湧いた物を試してみるのもいいかもしれません。

プレミアムシガー

・トキ

国産在来種をブレンドし、日本人の嗜好に合わせて開発されたプレミアムシガーです。

喫味はどちらかと言えばやや重いくらい、吸いやすく喫煙時間が短めのタイプ。甘味がメインでスパイシーな感じはわずか。サイズの割りに煙量があるので1本でも満足感は残ると思います。

・タバカレラ・コロナ

生産管理はフィリピン、バインダーがマニラ葉、ラッパー等他部分はインドネシア産というブレンド品。コストパフォーマンスに優れていて、品質も悪くなく“安価だがシガーの旨味をきっちり味わえる”という感想。喫味はプレミアムシガーの中では軽め、デイリーシガーとしておすすめできるタイプ。

ドライシガー

・オリファント・ファンチェ

長さ70mm、世界で1番小さな木箱入り葉巻として知られるドライシガー。

喫味はそこまで強くなく、スムースでややビター。葉巻のコクと旨味もドライシガーの中ではなかなか感じられる部類ではないでしょうか。ちょっとした時間に味わうのに最適。木箱目的で買う人も多いものの、その味が思った以上に気に入り、リピートの多い銘柄。

・インディペンデンス

バニラフレーバーが香る長めのドライシガー、喫煙時間は30分と長め。

長さ167mmかなり長く、金属製のチューブに入っています。バニラの香りはやや人工的な感じで喫味はそこそこに、味は甘いというドライシガー。葉巻よりもリトルシガーの味わいですがこれはこれでハマる方も。喫煙時間が長いので時間を取ってから吸ってください。吸い口はカットされているのでカッターは不要です。

とまぁ簡単に4種書いてみました、プレミアムシガーは湿度管理も必要になってくるので 手間を減らしたい、保存が簡単なほうがいいという場合ドライシガーを買った方がいいかもしれません。

シガー一覧はこちらから

4.最後に

シガーの吸い方、なんとなくでもわかって頂けたら幸いです。

自宅で楽しむ分にはそこまで敷居の高い物ではないですし、もっと気楽にシガーを吸ってみてもいいと思うんですよね。シガーの吸い方の動画もあるので良ければ見ていってくださいね。

気になった方は一度試してみてくださいませ、それではまた次回―。

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筆者 :
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