2022年07月19日 14:32

【喫煙可能な喫茶店】 神戸元町 南京町を抜けてすぐ!mini-R(ミニ・ルーム)

#喫茶店

たばこの吸えるお店 全て

ブリケ運営事務局 ブリケ運営事務局

店名 mini-R(ミニ・ルーム)
住所 〒650-0023 兵庫県 神戸市中央区 栄町通 2-7-5
TEL  非公開
営業時間 8:00~17:00
定休日 日曜 祝日

神戸元町にある南京町。
南京町の西端、西安門を抜けて南に行くと左手にお店があります。
軒先には“珈琲倶楽部R”と書かれた小さな看板がぶら下がっているだけ。
見落としがちな喫茶店ですが、この店の中が古き良き神戸栄町の雰囲気を残し
1970年から震災を乗り越えて営業しています。


店名のmini-Rということがまず目に入ったので車好きなのかな?などと思ってましたが、聞いてみると“小さな部屋”という意味でミニ・ルームなのだそう。

元々はご主人が建築業をしており、何度もコーヒーを飲みに行くので店舗の一部を喫茶店として始めたのがmini-R、最初はテーブル8席だけだったとの事。
1970年(昭和45年)と言えば第二次世界大戦終戦の年。
戦後復興の時代から高度経済成長期と、元町の歴史をずっと見てきたママさんが笑顔で迎えてくれるお店です。


店内はこんな雰囲気、当時とほぼ変わっていない木造のお店。
壁の作りなども凝っていて、建築業だった旦那さんのこだわりが見えます。

店に入った時はちょうど常連さんたちが帰るころだったようで
「騒がしくてごめんねぇ~」と他のお客に言いながら出ていく常連さんを見ていると下町の喫茶店だなぁとなんだか微笑ましい気持ちに。

ママさんと二人になったのでお店のことを色々と聞いてみました。
「店を始めたころは家がない人、出稼ぎの人がいっぱいいた」、と聞きました。
「それでもみんなで頑張ってたんやで」とも。
近くが港だったので船員さんもよく来ていたそうで24時間営業することもたびたびあったとか、当時の人のバイタリティはすごかったのでしょう。

また住所の名前“栄町”、ここには銀行の社屋やら保険会社、いろんな会社が過去にあって今では考えられないくらいお客さんが来た時代もあったそうです。
今では観光地化され、若い人が増え、おしゃれな店も増えました。近隣はマンションが多いが店には来ない事や
「若い子はおしゃれな色の飲み物飲むからコーヒーも紅茶ものまなくなったしね」と笑っておられました。
また、「今どきの会社には自販機もあるし喫茶店まで足を運ぶ人がいなくなったね。」
なるほど、会社の中も便利になっていますがこういう所には打撃ですよね。


店内の通路側にはガラス戸の棚があり
中に色々とカップが飾ってあったので「ブランド品ですか?」と尋ねたところ震災後、近所の人たちが「カップが無かったら困るかもしれない」と持ってきてくれたんだとか。
かわいい柄だから飾っているんですって、良い話だなぁ…。
昔はみんな助け合いのイメージありましたね。
今ではマンションの隣同士でも希薄な関係が多いというのに。


そういえば注文して飲んでいたカフェオレの写真、取り忘れたのですが帰りに値段聞いて驚きましたよね、300円て…「お店大丈夫?」って思わず言いました。
するとママさんが「昔は一生懸命働いたら働いただけお金がもらえて旅行にもいっぱいいった、もう80も超えてそんなことでけへんからいまは毎日食べて暮らせるだけ儲かったらええんよ」と。

こんな店今どきあるんですね、でも常連さんやふらっと立ち寄った人と話すのは楽しいみたい。
店の雰囲気、ママさんのおしゃべりですごく落ち着く場所で「あーそうそう、これこれ!この雰囲気だよ」って思います、常連さんが結構いますが入りにくい感じはありません。

そんなミニ・ルーム、旅行にきたらここで一服していってください。
元町の昔話も聞けば教えてくれますよ。そしてコーヒーを一杯、たばこを一服。
寄るだけの価値がこの場所にはあるんじゃないかと思います。

ママさんの昔話を聞きにまた来ようと思います。

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筆者 :
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