2023年04月26日 10:59
【たばこ銘柄】初心者から愛煙家まで、たばこの主要銘柄+αを簡単に解説!価格や風味、シガレットにも色々種類があるという話。
ブリケ運営事務局

たばこを吸う人にも色々タイプがありまして、いろんな銘柄を試す人もいれば同じ銘柄を吸い続ける人もいます。おそらく後者の方が多いのではないでしょうか?中には味が合わなくてもパッケージで選んで自分がたばこに慣れるという方もいますけどね。
と、話が逸れてしまいましたが、「時々ほかの銘柄を試してみたくはなるものの…それが自分に合うかわからない!」という悩みを時々伺います。そんな方に向けて今回は主要銘柄の特徴を簡単に説明していきます。
初めてのたばこ選びで見に来てくれた方も居たりするかもしれませんので以前に書いた“たばこの吸い方”へのリンクをこちらに…。よければ見ていってくださいね。
https://www.briquetonline.com/post/how-to-smok-tobacco
それでは目次。
目次
- 日本で主に売られている“たばこの会社”はこの3社
・日本たばこ産業(JT)
・フィリップモリス(Philip Morris Japan)
・ブリティッシュアメリカンタバコ(British American Tobacco Japan, Ltd.) - 日本たばこ産業(JT)の主要銘柄
・ピース
・セブンスター
・メビウス
・ナチュラルアメリカンスピリット
・ハイライト
・キャメル
・ピアニッシモ - フィリップモリス(Philip Morris Japan)の主要銘柄
・マールボロ
・ラーク
・パーラメント - ブリティッシュアメリカンタバコ(British American Tobacco Japan, Ltd.)の主要銘柄
・ケント
・ラッキーストライク
・パーラメント - その他の”ちょっとかわった”たばこ
・ガラム
・ソブラニー
・アークローヤル
・PEEL - 最後に
1.日本で主に売られているたばこの会社はこの3社
・日本たばこ産業(JT)
1949年、大蔵省の外局である専売局を独立して出来た日本専売公社が元となり、たばこ事業を引き継いで1985年に設立された特殊会社。国内で唯一のたばこを製造できる会社で、他には医薬品や医療器具、調味料なども製造。
「ひとのときを、想う。」や「心彩るひととき」のキャッチコピーはTVCMで聞いたことがある方も多いかと。
・フィリップモリス(Philip Morris Japan)
マールボロやパーラメント、喫煙所でもよく見かけるIQOSでおなじみのフィリップモリス。1900年創業で元はといえば1軒のたばこ屋さん。
シャグやシガレットを売っていたお店からたばこ製造業になりました。2003年からはアルトリアグループに社名を変更していますが傘下企業としてフィリップモリスインターナショナルがあります。
・ブリティッシュアメリカンタバコ(British American Tobacco Japan, Ltd.)
イギリス、ロンドンに本社を置くBAT、1902年に出来たインペリアル・ブランズとアメリカン・タバコ・カンパニーとのジョイント企業、有名どころはラッキーストライク。
おなじみの丸いロゴは誰でも知っているマークではないかなと思います。加熱式たばこのgloを販売しているのもここになります。
と、ざっくり紹介した3社のたばこが、コンビニ・たばこ屋で扱う商品の大半を占めています。たばこのメーカーを気にする人はなかなかいないと思いますが、違う銘柄を試す際には銘柄やブランドだけでなく違うたばこ会社を選んでみるのもいいかも。次の項目で各社の代表的なたばこ銘柄をピックアップして紹介していきます。
初めてのたばこを選ぶのに見に来てくれた方は、タール:6mg ニコチン:0.6mgくらいまでを目安に選ぶと失敗しにくいかなと。メンソールタイプは清涼感があるので吸いやすい気もします。もちろん味覚や好みは個人差がありますが参考になれば。
2.日本たばこ産業(JT)の主要銘柄
ピース

こだわり抜いた高級たばこ、ザ・ピースやピース缶(缶ピとも呼ばれる)を筆頭に1946年(昭和24年)から売れ続けるロングセラー。
タール:6mg ニコチン:0.6mg~タール:28mg ニコチン:2.3mgまでといくつかラインナップがあります。素材に上質なバージニア葉を使うだけでなく専任のブレンダーがピースの香りと味を守り続けているのだそうです。
バージニア葉の香りとこだわりのブレンドをシガレット(紙巻たばこ)で楽しむならまずはこちらを試してみてはいかがでしょうか。
セブンスター

1969年(昭和44年)に生まれたたばこ、名前は北斗七星から来ています。日本で最も売れているたばこがセブンスター、日本で初めてチャコールフィルターが使われ、国内の葉たばこを中心としたブレンドの銘柄。略称はセッタとかセスタとか…セスタはあまり聞き馴染みはありませんけども。
一般販売ではタール:4mg ニコチン:0.4mg~タール:14mg ニコチン:1.2mg。メンソールタイプもあります。免税店限定やJTオンラインショップ限定の物もありますね。やや辛口な印象はありますがチャコールフィルターのせいか雑味やクセは少なく煙量は多め、吸いごたえのあるたばこです。
メビウス

元々の名前はマイルドセブン、マイセン等の略称もありましたが今では懐かしい話。JTの中で最も銘柄数が多いのはおそらくこれ。メビウスに名称変更したのは2013年…もう10周年を迎えました、早いなぁ。元の名前の通りセブンスターをよりマイルドに、軽く仕上げたようなたばこで吸いやすいアメリカンブレンド、レギュラー銘柄にはハチミツやコーヒーなどを含む7種の天然香料を使用しているとの事。
香料はそこまで強くなく、チャコールフィルターのおかげで雑味もクセも少ない。ふんわりと軽い吸い心地、吸いごたえはタールとニコチン値で調整してねという感じ。タール:1mg ニコチン:0.1mg~タール:10mg ニコチン:0.8mgとラインナップも多く
メンソールタイプにはベリーフレーバー・レモンフレーバー・アップルフレーバーがあり、それぞれのフレーバーでタール値が1・5・8mgと3種類あります、選択肢が多い!
初心者から愛煙家まで非常によく見かける銘柄。最初に買うならこれとも言える定番中の定番になっている気がします。
ナチュラルアメリカンスピリット

国内で簡単に手に入る無添加の紙巻たばこと言えばコレ。米国農務省が定めた厳格な認証を受けてオーガニック栽培された”たばこ葉”のみを使用する「オーガニックリーフ」シリーズを含む銘柄です。
たばこ葉本来の味を追求しているだけでなく、通常よりも25%ほどたばこ葉が多く使われていて1本当たりの喫煙時間も長くなっています。香料を使わないたばこ本来の味を体験するならオーガニックリーフシリーズがおすすめ。
タール値は12mg・6mg・1mgの3種類。他にはミントフレーバーのタイプもありますので吸いやすさ重視で選ぶならそちらをおすすめします。メンソールよりも少し甘味のあるミントの清涼感、たばこ葉本来の味と絶妙に合いますよ。
ハイライト

1960年から続く日本初のロングサイズでフィルター付きのたばこ。種類は2種類、ハイライトとハイライトメンソールのみとなっています。
ハイライトはタール17mg・ニコチン1.4mg、ハイライトメンソールはタール10mg・ニコチン0.8mgとちょっと重たいたばこですが、ラム(洋酒)着香のシガレットでどこでも買えるのはこれだけではないでしょうか。
JTの製品ラインナップページではその他JT製品と扱われ“豊かな煙、深い味わい”と書かれるのみで特に説明はありません。重たいたばこになりますが、ゆったり吸うと洋酒の甘味と芳醇なたばこの香りが楽しめます。
キャメル

110周年を迎えるブランド、キャメル。今販売されているのはキャメル・クラフトという銘柄がメインになっています。価格が他に比べて安いのがクラフトシリーズで2023年4月現在¥430という価格!
キャメル・ライトBOXとキャメル・メンソールライトBOX+クラフトシリーズ14種で、全16種となかなか数の多い銘柄となっています
レギュラーのシリーズはナッツ系の香ばしい風味が特徴。メンソールシリーズは清涼感が強めで気分転換にはぴったりじゃないかと思います。コスパが良くてたばこ感もしっかりある銘柄です。
ピアニッシモ

ミント風味のピアニッシモ・アリア・メンソールをはじめ、全てメンソールタイプで、タール1mg・ニコチン0.1mgがメインの軽いたばこの銘柄。一部にタール5mg・ニコチン0.3mgとタール6mg・ニコチン0.5mgの種類があります。
初心者向け・女性向け銘柄とも言われますが、タール1mgのたばこにしては満足感もあり、メンソールがしっかりしていてほんのり甘みも感じられるとても吸いやすいたばこ、男性からも支持されている銘柄です。
ピーチフレーバーのペティル、強メンソールのアイシーンなど、フレーバーごとに名称があるのも特徴。どれもLSS(Less Smoke Smell)と呼ばれるたばこの匂いを低減させる工夫がされていて
服や髪に匂いが残りづらいというメリットもあります。たばこの香りが気になっている方は試してみるといいかも。
3.フィリップモリス(Philip Morris Japan)の主要銘柄
マールボロ

世界で圧倒的な販売数を誇る、たばこを吸わない人も知っている銘柄(かもしれない)。国内では「マルボロ」と略されることが多い気がします。
メビウス等と同様のアメリカンブレンドではありますが、甘味よりも香ばしさが強めで若干クセがあるように感じるかもしれません。好みに合ったならその後も海外製のたばこを常喫される方が多いんじゃないかなと。
メンソールも種類があり全部合わせて20種類ほど…、こちらも多いですねぇ。タール1mg・ニコチン0.1mg~タール12mg・ニコチン0.9mgまであるので好みの重さとパッケージで選んでみてください。
また、略称が多く存在し「赤マル」「金マル」や「マルメラ」とか「黒マル」「ブラメン」など・・・種類が多い。買う時はちゃんと番号か名称を伝えてあげてくださいね、分かり辛いので。
ラーク

マールボロと同じく昔からあるPMのたばこ。チョコレート系やバニラ系の香料が使われていて甘味を感じやすい銘柄です。
マールボロは美味しいけどちょっと辛いという方は、ラークを選ぶと幸せになれるかもしれない、そんな銘柄。喫味はそこそこに強めですがタール値ほど強くは感じにくいかもしれません。吸いごたえもあり、後味にくるビターチョコのような香りと苦味が特徴。
海外でも販売されていますが日本での人気が異常に高い銘柄だとかなんとか。重め、甘めのたばこをお探しでしたら一度試してみてください。
パーラメント

1931年から存在するフィルター付きたばこでPM社の中でも上位の銘柄。価格はちょっと高めの100’sサイズ¥620となっています。キングサイズ(一般的なサイズ)は¥580。
リセスド・フィルターという吸い口の末端よりも奥の部分にフィルターが付いており、凹みがあることにより煙を冷ます、タールが直接接触するのを防ぐなどの効果があると言われています。
味はとにかくまろやか、よほど雑に吸わない限りは辛味がなくほんのり感じるたばこの甘味と上品なたばこ葉の香りを楽しめます。短時間でスパスパ吸うタイプのたばこではなく時間があるときにゆっくり吸うのが合っているかもしれません。
パーラメントはこちら
4.ブリティッシュアメリカンタバコ(British American Tobacco Japan, Ltd.)の主要銘柄
ケント

オードリーヘップバーンが愛したたばこ、とも言われるケント。1952年にアメリカで発売されたたばこで現在はBATが輸入・販売しています。
現在、レギュラーサイズの物はフィルターに特徴があり三層構造のフィルターを採用。ジェットフィルターと名付けられたこのフィルターは後端がストローのようになっていて吸いごたえ重視になっており数値以上の満足感が得られるたばこになっていますが煙が柔らかくマイルド。
タール1mg・ニコチン0.1mg~タール6mg・ニコチン0.6mgと種類は少なめ。メンソールタイプはスリムサイズのタール1mg・ニコチン0.1mgがメインでこちらは通常のフィルターになっています。
たばこ感よりメンソールとフレーバー重視です。比較的安価な銘柄になるので、コスパと吸いごたえ重視ならケントを買ってみるのもいいかも。
ラッキーストライク

アメリカ生まれのたばこ銘柄、1871年から続くブランドの1つ。元々はパイプたばことして発売されたものが今に続いているロングセラー。たばこ葉の甘味や香ばしさ、濃くスパイシーな香りが楽しめます。略称はラキスト。
オリジナルはタール11mg・ニコチン1mgとそこそこ重いたばこですがロゴと名前が気に入って買う方も多い銘柄ですね。バージニア葉を増やし、より吸いやすく安くなったラッキーストライク・エキスパートカットというシリーズもありますが、味はあっさりした傾向になるので濃厚な喫味が欲しいならオリジナルを、吸いやすさを重視するならエキスパートカットを選ぶといいと思います。
ラッキーストライク 一覧はこちら
クール

coolではなくKOOL、メンソールたばこのみという銘柄です。
1933年から続く「世界初のメンソール専門ブランド」で今年90周年、思っていたより長い…。名前の由来は “Keep Only One Love” の頭文字からとの事、素敵な言葉ですね。
メンソール専門の銘柄ですが、一番軽いものでタール5mg・ニコチン0.4mgとなっていて、スタンダードなクールFK・BOXはタール12mg・ニコチン0.9mgとそこそこ重い。たばこ葉の味・苦味も感じつつミントがふわっと香るイメージで
メンソールだけが前面に出るたばことはまた違った満足感が得られます。
強メンソールだけを求めるのでなく、たばこ葉そのものの風味・旨味も欲しいならシガレットではKOOLシリーズしか選択肢がないかもしれません。リトルシガーに分類される20本入り¥500のシリーズもあるのでコスパ重視ならそちらを試すのもありかも。
クール一覧はこちらから
5.その他の”ちょっとかわった”たばこ
ガラム

クローブ(丁子)と呼ばれるスパイスをたばこ葉にブレンドし巻き上げたたばこで、現地ではクレテックと呼ばれるもの。缶入りと紙箱の物がありますがそれぞれでタール・ニコチン値が違います。缶入りのほうはタール42mg・ニコチン2.1mgと驚異的な数値をたたき出す愛煙家なら一度は聞いたことがあるたばこです。
数値程の強さキック感はなく、ガラム独特のスパイスの香りと漢方薬+お香のような香りと言えばいいでしょうか。好き嫌いが極端に分かれるたばこですが機会があればぜひ。
ソブラニー

1879年、ロンドンで設立されたバルカンソブラニーたばこは世界で最も古いブランドの一つ。日本国内では1986年から2012年まで売られていましたが終売となりました、、、が、2021年に再販が決定!日本たばこアイメックスから発売されました。
現在はソブラニー・ブラックロシアン タール7mg・ニコチン0.7mgとソブラニー・カクテル タール5mg・ニコチン0.7mgの2種類、どちらも¥850。
高級たばことしてファッションアイテム扱いな一面もありますが、かつてヨーロッパの王室やロシア帝国裁判所を含む多くの上流階級に向けられた晩餐会用のたばこです。
バージニアとバーレーのブレンドでバランスの良い喫味。程よい吸いごたえを感じるバランスの良さは万人受けするタイプ。何かイベントがあるとき、愛煙家の集まるパーティなど特別な時を過ごすのにちょうどいいたばこです。
アークローヤル

紅茶風味のパラダイスティーをはじめ、チョコ・バニラ・コーヒーなど、甘いたばこを多く出している銘柄です、コンビニにはあまりないかもしれません。
タール1mg・ニコチン0.1mgはパラダイスティースリムのみ。他はタール9mg・ニコチン0.6mgからと基本的に重い喫味の数値ですが、フレーバーのせいかそこまで重たく感じないたばこです。普通のシガレットには無い、甘いたばこが吸ってみたいなら試す価値のあるシリーズ。
ピール

香港のタバコメーカー「DJ TOBACCO CO.」から販売されているピール(peel)。グレープ・オレンジ・レモンハニー・ギリシャヨーグルトの4種類で全て20本入り ¥550でタール:9mg ニコチン:0.7mgとなります。
フィルター内にカプセルが入っており、それを潰すとメンソール感が少し強くなる仕様です、どれも強いメンソール感ではなくフレーバーの邪魔をしない程度に抑えられている模様。どれも名前の通りの味がする、フルーツ好きにはたまらないたばこです。
これはコンビニにはあまり置いてないかな、たばこ屋さんでも稀にある程度となっています。
6.最後に
他のたばこを試したいけど自分に合わなかったら嫌だなーという気もわかるので、主要銘柄の簡単な解説をする回でした。
とはいえ、味覚は個人差があるので“美味しいたばこ”って言われると難しいんですよね。だいたいこんな感じ、というのが伝わって選ぶ際の参考になればいいなと思います。
それではまた次回。
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- 筆者 :
ブリケ運営事務局
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