2023年07月08日 16:02

紙巻きたばこ(シガレット)の吸い方と持ち方いろいろ!吸い方で味も変わる、肺に入れる吸い方(肺喫煙)とふかしたばこ(口腔喫煙の)の違いも解説。

時代の流れなのか「タバコ 吸い方」という検索ワードがあるそうで…吸わない人も増える中、周りに喫煙者がいなくて教えてもらう事もなくなったとかそんな感じでしょうか。

たばこの吸い方は簡単に分けると2種類あり、肺喫煙(肺に入れる吸い方)・口腔喫煙(いわゆるふかしたばこ)という吸い方があります。持ち方も人それぞれで様々な持ち方がありますね。基本的な方法は“たばこを咥えて火を着ける”だけですが、持ち方に特徴があれば印象に残りますし、吸い方や煙の吐き方でたばこの味は変わって感じる事もあります(個人差はありますが…)。

たばこは嗜好品なので吸い方や持ち方はある程度自由だと思っていて、あまり気にしたことがありません。人によって味覚も違うので一概に“正しい吸い方はこれだ“とは言えませんが、一般的なたばこの吸い方や持ち方を書いていこうと思います。以下目次。

目次
  1. たばこを吸う準備・着火方法と吸い方
  2. 肺に入れる吸い方(肺喫煙)
  3. ふかしたばこで吸う方法(口腔喫煙)
  4. クールスモーキングとは
  5. たばこ(シガレット)の持ち方いろいろ
  6. たばこにも色々な味があります。
  7. 安価でかっこいいライターってない?
  8. シガレット(紙巻きたばこ)以外にどんなたばこがあるの?
  9. 最後に

1. たばこを吸う準備・着火方法と吸い方

まず必要な物は好みのたばこ(シガレット)とライターやマッチ等の着火する道具、灰皿を用意しましょう。この三つがあれば喫煙はできます。

初めてたばこを吸う方なら、たばこの“タールやニコチンの数値が低いもの“を選んでおいた方が良いかもしれません。この数値が高いほど味は強く濃くなる傾向にあり、強すぎるとむせてしまったり”ヤニクラ“とも呼ばれるニコチン酔いの状態になりやすく、頭痛やめまいを引き起こす可能性がありますのでご注意を。

もし吸い方ではなく“初心者向けのたばこ”をお探しであれば別のコラムで書いてあるのでそちらを見て頂ければと思います。

次に着火するための道具、大雑把に言うとこの3種類。下記のような違いがあります。
ガスライター 基本的に無臭でたばこの味を邪魔しないタイプ、機能や価格も様々。
・オイルライター オイルの匂いが好きな人はこれ、ZIPPOが代表格。
・マッチ 着火直後は特有の香りがある、風のある所では着火しにくい。

ライターは使い捨ての物から長く使える金属製、ブランド物の高級品まで様々、お好みに合わせて用意してください。

三つめは灰皿、これも金属やガラス、難燃樹脂の物など種類があり、携帯用の灰皿もあります。据え置きの灰皿は葉巻用、パイプ用などもありますが普通のシガレットならどれを買っても使えない事はないと思います、インテリアにもなるようなデザインの物もあるのでこちらもお好みでどうぞ。

また、空き缶を灰皿にしている人が居ますが、これは誤飲の原因になる・リサイクルに出せなくなる等の弊害が…お勧めはしません、やはり専用品があったほうがいいと思います。

準備が出来たらたばこのパッケージを開けて一本取り出します。

ソフトパックの場合はビニールの上部をはがし、銀紙(金色の場合も)を片側だけ破って取り出すのが一般的かなと思います。ボックスの場合はビニールの上部をはがしフタを持ち上げ、手前側の銀紙(白や金など銘柄によって違う)を上に引っ張り切り取って開封します。

開けたら一本取り出し、フィルター側を口に咥えてください、フィルターが無い物はどちら側でも構いません。咥えたらストローで飲み物を飲むように、軽く吸い込みながらたばこの先端に火を当てます。面の全体に着火出来ていればOK、片側だけが燃えているような場合は着火しなおしたほうがいいかもしれません。(そのまま吸っていればいずれは全体が燃えますが…煙が一時的に多くなったりする事もあります)

先端が燃えていて煙が出ていれば着火完了、1回で着火できなくても再着火すればいいので慣れるまではゆっくり落ち着いて着火しましょう。着火時に吸い込んだ煙はそのまま吐き出すor口の中に少し留めて肺に吸い込む等個人の好みでOKですよ。

で、吸っていくうちに先端が灰になります。そのままにしていると灰は自重で落ちてしまい、火種も一緒に落ちることがあり服や床を焦がしてしまう可能性があるので必ず灰皿に落とすようにしてください。あとは吸い込む強さや間隔によって1本当たりの喫煙時間は変わってきます、だいたいの目安であれば3~4分が目安ではないでしょうか。強く吸いこんだり吸う間隔が短いと火種の温度が上がり、辛くなったり喉への刺激が強く感じる事もあるのでゆっくりと吸い込み、吸う間隔を長めに取る事で燃焼温度の上昇を抑えてたばこ本来の風味を楽しむことが出来ますよ!

吸っていて短くなってくると火種と口までの距離が短くなり、だんだん辛味やえぐみが出てくると思います、そうなったらそろそろ吸い終わりかも。(どこまで吸うかは個人差があります)私は大体フィルターの長さ+1cmくらいでしょうか、その辺りで吸い終えるようにしています。

吸い終えたら灰皿に火種を押し付けて消火するのですが、一般的な紙巻たばこ(シガレット)には紙の部分に燃焼剤が含まれていて着火してしまえば「基本的にはたばこ葉の詰まった部分がなくなるまで燃え続ける」ので吸い終わりにはきちんと消火しましょう、火種がわずかに残っているだけで再燃する可能性がありますので。消した後は“火が完全に消えて煙が立たなくなった事”を確認するようにしてください。

また、当然ですが火を扱う際は周囲の人や物に気を付ける事と、屋外で吸う場合は地域ごとのルールを守って喫煙するようにしてください。

2. 肺に入れる吸い方(肺喫煙)

一般的に紙巻きたばこを吸う方はこの方法ではないでしょうか。フィルター付きの紙巻きたばこであれば煙も幾分かマイルドになっていますが、慣れるまでは肺喫煙でむせる事もあるかもしれません。

コツとしてはゆっくりと吸いこむ事でしょうか、強く吸いこむとどうしても燃焼温度が上がり、辛味が出て刺激が強くなってしまいます。こうなると喉への刺激も多く、むせてしまう原因の一つかもしれません。呼吸するようにゆっくりと煙を口の中に溜めたら、たばこを口から離し、肺まで吸い込みます。あとは普通に吐き出すだけです。口の中に溜めている時間が伸びると煙の温度が下がって肺に入れやすくなるかもしれません、むせやすい人は試してみてくださいね。煙を出すときに鼻から抜く方もいらっしゃいますが香りが分かりやすいとかなんとか。たまにはそんな方法もいいのかも。

いろいろ試してみても刺激が強いようであれば軽めのたばこ(タール値・ニコチン値の低い物)に変えることも検討してみてください。

3. ふかしたばこで吸う方法(口腔喫煙)

2で説明した肺喫煙と異なり、吸い込んだ煙を口の中に溜めてそのまま吐き出す吸い方です。

葉巻やパイプたばこも人によりますがこの吸い方になるのではないかな、と思います。ゆっくりと口の中に煙を吸い込み、一旦溜めた後、口を開けたままにして煙が出ていくに任せましょう。もしくは吐き出さずに、舌で煙をゆっくりと押し出します。ゆったりと漂う煙にも趣があっていいと思いますよ!「ふかしはダサい」と言われる方もいますが嗜好品なので吸い方は好みです。たばこ葉の味がわかりやすいというメリットがあり、シガレットでも肺喫煙と口腔喫煙での違いが判る方は多いのではないでしょうか。肺喫煙と口腔喫煙どちらが良いとか悪いとかは無いと私自身は考えておりますが…味わい方の好みで選んでみてもいいのではないでしょうか。

4. クールスモーキングとは

たばこは一気に吸い込む・吸う間隔が短いと燃焼温度が高くなり、辛味・えぐみが出てきたりたばこ葉が持つ香りが熱で飛んでしまったりします。3で書いた口腔喫煙が基本になりますが、吸い込む速度を呼吸よりちょっと弱いくらいまで落とし、ゆっくりと口内に溜めていきます。煙を出すときの方法は変わらず、口を開けて煙が出ていくに任せる、または舌で押し出すようにゆっくりと吐くこと。うまく出来れば肺喫煙ではわかりにくかった“たばこ葉の甘味・風味”を、たばこの種類によってはバニラやチョコ、ラム酒などの香料をしっかりと感じる事が出来ると思います。

タール値・ニコチン値の低い物であれば味が薄く感じたり、逆に風味がわかりにくくなる場合もあるかもしれません。その場合は好みに合わせた銘柄で、少しタール:ニコチン値が強めのたばこを試してみるのもいいのかも。

先ほど述べたバニラやチョコなどの甘い香料を使ったたばこが気になる方へ、別で書いている甘いたばこのコラムがありますのでそちらをどうぞ、好みの物が見つかるかも。

5. たばこ(シガレット)の持ち方いろいろ

たばこの持ち方は人によってそれぞれ。映画で見たかっこいい喫煙シーンに憧れて持ち方を真似るもよし。自分が楽に吸える持ち方でもよし、自由に楽しみましょう。持ち方に性格が出るとも言いますが、その辺りは気にしても仕方がないのであえて書きませんが…。

で、自由とはいいながら、多くの方の持ち方はこれではないかな?と思います。人差し指と中指の第一関節あたりで持つスタイル。ここからの派生でフィルター部分を親指で押さえて固定する方もいらっしゃいますね。一番スタンダードな持ち方、喫煙所でもよく見るタイプ。親指で押さえると安定して落としにくいかなぁと思います。とりあえず持ち方に迷ったらこれ。

次はこれ、親指と人差し指、または中指で摘まむように持つ方法。洋画のワンシーンで見かけることが多い気がしますね、国内の喫煙所ではあまり見かけないかもしれません。これは常用する持ち方ではなく、咥えたばこの人が時々やるような印象があります。動きにアクセントを入れるというかたばこを小道具的に使うというか、ちょっとオーバーアクションな感じがなんとも目に付きやすい持ち方かも。

次は咥えっぱなしで吸う方法、この状態でスマホを弄っている人、喫煙所でも多いですよね。かくいう私もそうですが。この状態でスマホばっかり見ていると灰を落として服が汚れがち。灰が長くなってきたらちゃんと灰皿に落とすように気を付けて吸いましょう。

ちょっと個性的な吸い方ですが指の付け根の方で持ち、顔を覆うように吸う方法、中指と薬指の付け根で持つ方も少数ですがいらっしゃいます。ちょっとミステリアスな雰囲気を演出できるかも、という持ち方。

6.たばこにも色々な味があります

たばこってどれも同じじゃないの?と思っている方もいますがそんなことはありません。

葉の種類だけでもバージニア、バーレー、オリエント。加工によってペリク、ラタキア等々…言い出すときりがないのでまぁそれは置いといて。

たばこを吸わない人が大雑把に分けると

・普通のたばこ

・メンソールでスーッとするたばこ

・甘い香りのするお菓子みたいなたばこ

こんな感じではないでしょうか?

今回はそれぞれから1種ご紹介、コスパは考えないものとします。(価格は2023年7月現在)

ザ・ピース
タール10mg ニコチン1.0mg
缶入り20本 \1000

お値段は普通のたばこの倍くらい、かっこいい缶に入っています。厳選されたバージニア葉、製法・ブレンドに“こだわりすぎた”たばことなっています。香りを逃がさない完全密閉で販売、このたばこにしかない旨味をじっくり味わえますよ!一度は買ってみるのをお勧め、オンラインでも販売しております。

ザ・ピース商品ページはこちら

次はメンソールのたばこからピアニッシモ・アリア・メンソール

タール1mg ニコチン0.1mg 20本で¥570

フルーティーに香るミントフレーバーのメンソール、喫味は軽く吸いやすい。ほんのり甘いミントとメンソールですっきりリフレッシュすることができます。初心者向けと言われる方も多いですが、疲れてる時にはこのくらいの軽くてほんのり甘いミントがちょうどいいのではないでしょうか。(普段はタール10mg以上を吸ってます)コンビニやたばこ屋さんで手軽に買えるミントフレーバー、息抜きにもちょうどいいですよ。パッケージが女性向けっぽいデザインに見えますが、意外と男性からも支持されている銘柄です。

ピアニッシモ・アリア・メンソール商品ページはこちら

3つ目は甘いたばこ。

甘いたばこの有名所、ブラックデビル・オリジナルです。
タール :10mg   ニコチン:0.8mg 価格は560円で20本入り。

コンビニではなかなか見かけないかもしれません。たばこ屋さんも大きい所しか置いてなさそう、ド〇キには置いているのを見たことありますね。タールとニコチン値はやや高いですが、数字よりは軽く感じるタイプ、ココナッツの甘い香りがあたりに漂います。たばこ葉と着香のバランスは上手く取れており、喫味も満足できるたばこ。甘いたばこを吸ってみたいなら一度は試してほしい銘柄です。

ブラックデビル・オリジナル商品ページはこちら

7.安価でかっこいいライターってない?

たばこを吸うならライターも必要ですが100円ライターは味気ない…。そんなお悩みを持つあなたにおすすめのオイルライターがあったりします。

今回お勧めするのはイムコ・スーパー。安価・軽量で1937年から作られ続けているオイルライターです。オイルライターというと使い方が難しそう、と思われるかもしれませんが使い方はそんなに複雑な物ではありません。簡単なメンテナンスは必要ですが使い込むほどに愛着の湧くデザインとギミックが人気のライター、アウトドア好き・キャンパーからも支持を得ており耐風性にも優れているのが特徴です。

こちらは動画で解説しているコラムもあるので興味があればご覧ください。

耐風性に優れ、\3,000を切るコスパは入門用のオイルライターとしても最適です。

イムコ・スーパーのコラムはこちら

8.シガレット(紙巻たばこ)以外にどんなたばこがあるの?

たばこと一口に言っても様々な種類があります。シガレット以外ではシガー(葉巻)パイプたばこ、シャグ(手巻きたばこ)、たばこ会社大手の3社が販売している加熱式たばこなど。簡単にまとめて書いておきたいと思います。

・シガー(葉巻)について

シガー・葉巻と簡単に言ってみたものの、この中でも種類がいくつかに分かれます。

プレミアムシガーと呼ばれるものがおそらく皆様の想像しているモノになると思います、映画などでも出てくる太く長いたばこ。1本ずつハンドメイドで生産されており、たばこ葉そのものの風味に加え、葉の発酵、熟成などにより独特の風味を味わうことが出来ます。保管には一定の湿度を保つ必要があり、ヒュミドールと呼ばれる専用の箱で保管する必要が。

他には主に機械で巻く常温保管のできるドライシガー、フィルターの付いたリトルシガーなどがあります。葉巻についてのコラムもありますので興味がある方はそちらへどうぞ。

・パイプたばこについて

パイプと言えば思いつくのはシャーロック・ホームズや画家のゴッホが浮かぶのではないかな?と思います。パイプ本体、掃除用・メンテナンス用の道具を用意し、パイプ専用に刻まれたたばこ葉を用いて喫煙します。たばこ葉そのものの風味を楽しめるタイプから、香料を用いた濃厚なフレーバーが楽しめるものまで様々なものがあり、パイプの形状や素材によっても味が違って感じられるというのも面白い所。パイプ本体を育てる楽しみもあるので趣味としても良いのではないでしょうか?パイプたばこに興味がある方はこちらのコラムも読んでみてくださいね!


・シャグ(手巻きたばこ)について
シャグはシガーやパイプよりも身近かもしれませんね、手巻きタバコとも言われ、自分で巻いて作るたばこです。専用のたばこ葉とペーパー、必要であればフィルターを用意して作ります。シャグにしかないフレーバーを気軽に味わいたい!と言う方もいれば、普通のシガレット(紙巻きたばこ)よりも安価に作れる銘柄もあるので節約のためにシャグを始める人もいます。道具を揃えるのもパイプやシガーに比べれば安価なため始めやすい趣味喫煙ではないでしょうか。複数のシャグをブレンドして自分好みの風味・喫味を作る事もできるので「市販のシガレットじゃ満足できない…」というかたにもおすすめ。
手巻きタバコを始めてみたい方はこちらのコラムもあわせてどうぞ。

・加熱式たばこについて

「プルーム」と呼ばれる加熱式たばこが出たのが2013年のお話で、この10年で急速に拡大した“新しいたばこ”が加熱式たばこ。直接火を使わず煙・匂いも少ないとこちらに移行する方も多く、シーンによって他のたばこと吸い分けされる方もいる模様。たばこ葉を燃やさず、加熱する事でニコチンを含むエアロゾルを吸い込む仕組みがほとんどですが一部にはリキッドとたばこ葉の入ったカプセルを併用した“ながら吸い”をしやすいタイプもあります。

今はJT(日本たばこ産業)のプルームシリーズ、BATのgloシリーズ、フィリップモリスのIQOSがありますね、各社で販売している専用たばこも色々なフレーバーがあるので好みに合いそうな専用たばこスティック(カプセル)を探して本体を選んでみるのがいいのかもしれませんね。各社の加熱式たばこ、ブリケオンラインで取り扱っていますのでまとめ買いなどありましたら是非どうぞ!
 

9.最後に

以上、紙巻たばこの吸い方と持ち方、基本的な部分などなど、恐らく最初に疑問になる部分を書いてみました。シガレット(紙巻たばこ)は肺喫煙でも口腔喫煙でも、美味しいと思う吸い方で好きに楽しんで吸うのが一番いいと思っています。どの吸い方が美味しいかは個人差がありますし、一つの銘柄を吸い続けるのもいろんな銘柄を吸うのも楽しみ方の一つ。たばこの味だけでなく、ライターやその他喫煙具にこだわるのも自由です。そのうち自分のスタイルが出来上がってくると思います。

喫煙可能な場所で吸う事や、歩きたばこをしない事など基本的なマナーを守るのはもちろん、周りにも配慮しながら喫煙を楽しんでいきましょうね!では今回はこの辺で。

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ブリケ運営事務局
筆者 :
ブリケ運営事務局

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