2023年01月18日 15:07

冬キャンプに必要なライター、冬季に屋外やアウトドアで使うライターの選び方 


朝晩の気温が急に下がって肌寒くなってきましたね。
あと1か月もすればこんな質問が増える時期だなぁ、と思い出します。

「最近ライターの火が付きにくいんですけど…」

今回はライターの着火方式や燃料の違いと着火し辛くなる理由について書いていこうと思います。

ライターは便利な道具ですが、いざという時に使えないと大変ですからね。冬の屋外喫煙所でたばこに火がつけられない程度(それはそれで困る)ならまだしも秋~冬のキャンプなんてバーナーやコンロに点火できないと結構な大事だったりしますので…、今回は低い山(2000m以下)で使うのを想定して書いていきます、では以下目次。

目次
1 着火方式の違い
2 ガスライターとオイルライターの燃料の違い
3 寒いとなぜ着火しづらいのか、気圧と気温について
4 冬季に使うライター、どのタイプがいいのか
5 最後に

1.着火方式の違い


着火方式は大まかに分けたら2種類で、フリント式と電子式に分かれます。フリント式は回転式のヤスリでフリント(発火石)を削って火花を飛ばすタイプ。


オイルライター・ガスライターのどちらでも採用されている物で
古くからある着火方式、フリントは消耗品で、使っていくうちに減って短くなるので短くなったら新しいフリントと交換する必要があります。
山に持っていくならフリント式の方が着火率は上がるのでこちらがおすすめ。ただし、持っていく際にフリントの残量とオイル注入は忘れない事!

電子式は簡単に言うとスイッチを押すだけで着火するタイプの物。


圧電素子と呼ばれる部品で高電圧を発生させ着火する仕組みでガスを燃料とするライターで使われます。
ターボライターも基本的にこのタイプ。
コンビニなどで販売されている使い捨てライターでも主流となっています。扱いが簡単で誰でも着火しやすい物が多いのが特徴。
標高が1500~2000mを超えてくると着火しにくくなると言われています。

他ではボタン電池を使う電池式、充電式のバッテリーライターもありますが主流ではないため今回は省略…。

2.ガスライターとオイルライターの燃料について


ガスライターの燃料は主にブタンガス・イソブタン・プロパンガスで製造するメーカーによって成分は異なります。
注入口の形状が異なる場合もあるので基本的には使っているメーカーの純正ガスを使うのがおすすめ。タンク内では液状ですがライターを操作し、放出すると気化します。
ほぼ無臭でたばこを吸う際に余計な味がしないのが特徴でシガーやパイプを嗜む方はガスライターを選ぶ傾向が強いようです。

オイルライターの燃料はナフサを主原料としたライター用オイル。
ZIPPO社の純正オイルに関しては2006年頃から合成イソパラフィン系に切り替わりオイル独特の匂いが少ない物へと変わっています。ライター用オイルもメーカーによって成分は変わるのでメーカー純正のオイルを使うのがいいかと。
最初の一服にオイル独特の香りがあり、それが好みで使う方も多いです。

3.寒いとなぜ着火しづらいのか、気圧と気温について

ガスライターの場合、気圧が低い(標高が高い)と酸素の量が減り
ガスと空気の混合比が変わってしまう事が着火率低下の原因の1つ。合わせて、気温が低い場合にはライター本体の温度が下がり過ぎて燃料タンク内の圧力が低下し、ガスの吐出量が減るため
着火がさらに困難な状態になります。

平地で気温が低く、ライターが冷えているだけの場合オイル・ガスライター共に着火率が低下しますがしばらく手で握るなど少し温めてやると燃料が気化しやすくなり着火率が向上。

出来るだけ肌に近いポケットに入れておく(体温で温める)事で対策が出来ます。バッグやコートなどの外ポケットだと体温が伝わらず、ライターが冷えて着火しにくくなるという現象が起きやすいのでご注意ください。

4.冬季に使うライター、どのタイプがいいのか


燃料と着火方式の違いを組み合わせると以下の3種になります
・オイルライター(フリント式)
・ガスライター(フリント式)
・ガスライター(電子式)

低い山なら個人的にはオイルライター、予備でフリントガスライターですね。もっと高い所にいくならマッチやファイアスターターなど、予備の予備まで持っていきますが…。

オススメのガスライター


アウトドアと言えばバーナー式ライター。
低い山(~1500m程度)なら気圧の影響もさほどないので
ガスのバーナータイプ(電子式)が便利です。
こちらはミニバーナージェット、スイッチと着火口が離れているので燃焼剤などへの着火に適しています。

次はBE3 バーナーフレームライター

ガスの容量が大きく、一目でわかるガス残量、万が一のガス入れ忘れもこのタイプであればなかなか無いと思います。
スイッチと着火口が近いため、長時間の着火は難しいですが火口や着火剤に使うにはコンパクトで最適。こちらもキャップ付きで着火口への埃の侵入を防いでくれます。

おすすめのオイルライター


低山のアウトドアでもメリットは多く、着火してしまえばフタを閉じるまで基本的には消火しない(よっぽどの強風なら消える場合はありますが…)着火した状態で平らな所に置くことができるなど、工夫次第でいろいろ使えますよ。

最初に紹介するのはこれ、GEAR TOP
カジュアルでもアウトドアでも使えますが防災用品としても役立ちます。


オイルライターは使わなくても徐々にオイルが減っていくのですが特殊なカバーで使わないときのオイルの揮発を極力減らす変わった機構が備わったオイルライターです。
使い方はZIPPOと同じでオイルを入れてヤスリを回すだけの簡単着火。

例として状況によりますが、オイル満タンで一日20本のたばこに着火を1カ月間可能です。ZIPPOに比べ2倍以上のオイル持ち。(着火時間の長さ、気温などで変動します)

安価で使いやすいのは1918年創業のIMCO、現在では柘製作所さんがブランドを引き継ぎ、当時のままに作られています。
着火した状態で内部のオイルタンクを抜くことができ、ろうそくのように使う事が可能でワンアクションで着火できるのもポイントとなっています。形も独特でファンも多いIMCO、一つ持っていても損はないと思います。

で、オイルライターを防災用品として保管する場合発火させるための石(フリント)を抜いておくこと、オイルを空にしておくこと。
予備の石(フリント)とオイル缶(ZIPPOのオイルでOK)を一つにまとめておくことです。有事の際に石をセットし、オイルを入れたらすぐに着火できます。

石を抜いておくのは、いれたまま長期保管していると詰まってしまい火花が飛ばせなくなるため。ここは重要なので覚えておいてくださいね!

5.最後に

ライターと言っても着火方法、燃料の違い、メーカーで色々あります。使うシーンに合わせて最適な物を選んでください。様々なデザイン・機能を持つライターを取り扱っていますので
よろしければご覧くださいませ!

ライター全般はこちら



【PR】たばこの通販やってます、クレジットカードもOK!
近所に販売しているところが無ければ是非ご利用ください。スマホと免許証等で簡単年齢確認、初回登録で喫煙具が20%OFFのクーポンプレゼント!
下の画像から登録ページへどうぞ!
※クーポンはたばこ製品に使えません、ご了承下さい。

ブリケ運営事務局
筆者 :
ブリケ運営事務局

おすすめ記事&商品