2022年07月02日 16:13

ジッポーの種類と製造年代表。スタンダードからアーマー、1935など詳しく解説!


喫煙者が減りつつある昨今、ライターを使う機会は減っているかもしれません。
しかしZIPPOはその頑丈さ、信頼性から防災用品やアウトドアグッズとして、また愛煙家のコレクションアイテムとして今なお人気のアイテムです。

そんなZIPPO、1933年から現在まで多様なデザインの物が6億個以上販売されました。
基本的な構造は変わりませんが、ケースの形状は年代によっていくつかの種類があり、レプリカモデルも存在します、今回はケース形状と年代について書いていきます。

メンテナンスについては別でまとめておりますので下記へどうぞ。
動画もご用意しております、どうぞご覧ください。

オイルの入れ方 ・ フリント(石)の交換 ・ ウィック(芯)の交換

目次
1 スタンダード(レギュラー)
2 ARMOR(アーマーケース)
3 スリムケース
4 1935レプリカ
5 フラットトップ(1937レプリカ)
6 1941レプリカ
7 ZIPPO 年代表
8 最後に

. スタンダード(レギュラー)#200


真鍮のケースにクロームメッキが施されており、サテーナ(ブラッシュ)加工にしたもの。
この加工は光の反射を抑え、傷や指紋が目立ちにくい。
リッド(フタ)の角部分がボトム(底)にくらべてゆるいカーブを描いている。名前の通りスタンダードな形状で一番多く見かけるのはこのタイプ。
高さ55mm×幅38mm×厚さ13mm 約55g

商品ページはこちら→レギュラー(スタンダード)

2. ARMOR(アーマーケース)#162


形状はレギュラー(スタンダード)と同じだが、ケース生地の厚みが1.5倍になっている。
中のユニットはスタンダードと変わらない。
重量は約70g、小さなケースだが手に取るとずっしりと重みがある。


ボトムには専用の「Aマーク」が刻印される。
2016年以降のアーマーケースの場合、Aマークが中央ではなく右下に移動している。
(画像は2008年のもの)

商品ページはこちら→ARMOR(アーマーケース)

.スリムケース #1600


基本の素材は同じ、高さ55mm×幅30mm×厚さ10mmとスタンダードに比べて細く薄い。
1956年に発売され、当初は女性をターゲットにしていたが男性からも高評価を得たモデル。
重量は約40g、スタンダードとの差は約15gだが数値で見るよりもかなり軽く感じる。
耐風性能の低下はないが、オイル容量は少なくなるので補給回数は増えてしまうが
サイズ感とスタイリッシュな見た目でファンは多い。
インサイドユニットは専用の物で他のZIPPOと互換性はない。

商品ページはこちら→スリムケース

4.1935レプリカ #1935


1935年に発売された物のレプリカ、角ばった形状でヒンジ(蝶番)が外付けになっており
高さは他のZIPPOに比べると3mmほど低くなっている。


赤丸で囲ったヒンジが3バレル(3分割)、通常は内側に溶接され5バレルとなっている。
インサイドユニットは専用品、1941・レギュラー・アーマー・フラットトップのユニットも、装着できるがデザインが若干変わってしまう。
1935のインサイドユニットはレギュラー・アーマー・フラットトップには使用不可。

1935年当時の再現性が高いこだわりのZIPPO、性能に変わりはない。ボトムに「1935REPLICA」の文字が入る。

商品ページはこちら→1935レプリカ

5.フラットトップ(1937レプリカ)#230


1937年当時のZIPPOライターを復刻しトップ部分がフラットになっているモデル。
フラットトップ以外に、1937レプリカ、ヴィンテージルック等とも呼ばれる。
ダイアゴナルラインと呼ばれる上下2本のライン入りがスタンダードモデルで、ラインの入っていない無地のほうが派生モデルになる。
インサイドユニットはスタンダード・アーマーと共通。
無地は無骨なイメージがあるが、ダイアゴナルラインはおしゃれなライターとして人気。
ギフト用途での購入も多い人気モデル。

商品ページはこちら→フラットトップ(1937レプリカ)商品ページはこちら→フラットトップ(1937レプリカ

6.1941レプリカ


1941年、第二次世界大戦中に米軍へ提供されたZIPPOのベースモデルを復刻。
ラウンドコーナーとも呼ばれる角を落とした丸みのあるデザインで
ヒンジは4バレル(現行は5バレル)となっている。。
ボトムの刻印も当時と同じブロック体の細いロゴが刻印され
両サイド・ボトム(底)部はフラットに作られているが、角はきれいに処理されていて手になじむ。

1935と同じくインサイドユニットは独自の物、チムニー(風防)の穴の数が少なく
フリントホイールは中空リベットで固定されているのが特徴。
1941のインサイドユニットはレギュラー・アーマー・フラットトップには使用不可。
男性人気の高いモデル。

商品ページはこちら→1941レプリカ

7.ZIPPO 年代表

1950年代の半ばになると品質管理のため、すべてのZIPPOに製造年月の刻印を開始。

コレクターにも重要なこのコード、お手持ちのZIPPOがいつ製造された物かわかります。


※1.1955年から1957年に製造されたZIPPOの一部には製造年が刻まれているが
ジッポー社の記録では当時の具体的なコードについては定かではない
※2.1979年はZIPPO社が誤って刻印した左1本、右2本 / //のスラッシュ刻印が存在
※3.1986年7月1日以降、製造月はアルファベット(A=1月、B=2月など)で表示
※4.2000年製造の刻印には「XVI」だけでなく4桁表示の「2000」も存在
※5.2001年よりローマ数字による製造年代表記がアラビア数字に変更

8.最後に

今回はケースの形状について書きました、リンクはすべてモデルごとの定番品にしました。
他にも様々なデザインがあります、ぜひお気に入りを見つけてください。

取扱ZIPPO全商品はこちら

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筆者 :
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